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島原・角屋と花街

村上建築設計室です。

河井寛次郎記念館に続いての島原・角屋です。

京都の魅力のひとつに、花街の存在があると思います。
舞妓さん・芸妓さんのいる5つの花街(上七軒・祇園甲部・祇園東・先斗町・宮川町)は、
街並みも花街の風情があり、街歩きの楽しみもあります。

今回の旅行では、島原太夫の花街、島原の角屋を見学してきました。
現在は花街というより、住宅街という印象でしたが、
その中で角屋(揚屋さん:現代の料亭ですね)とお隣の輪違屋さん(置屋さんでお茶屋さん)近辺は、
石畳となっており、格子が並ぶしっとりとした街並みでした。

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一部、内部も写真撮影可能でしたので少しご紹介。
やはり、大きい!揚屋建築で現在の公開にあたっては写真↓のように、
補強の柱が施されています(色の違う柱)。

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2階がおもてなしの場として使われていて、1階↑は、台所です。
中央の傘は、その下に火を置いたり、お料理を置いたりする場所で、
「気をつけて!」の意味合いもあるのだとか。

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2階の座敷は、障子の組子の繊細さに見とれます。
河井寛次郎記念館の力強い障子とはまた違う魅力です)

縁起物がモチーフとして各部屋のテーマになっていて、
部屋ごとに襖紙や釘隠しの金物、欄間の意匠が変えてあります。
それぞれのモチーフが部屋の名前にもなっているのですが、
隠れミッキーのごとくそのデザインを探すのも楽しい^^。
(残念ながら写真がありません・・・)

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この日陽射しも穏やかで、お庭の緑もやさしく光っていました。
座敷の陰影と庭の明るさがとても印象的でした。


そういえば。
この花街・島原400年の歴史を守り、活気を戻そうと、
去年は葵太夫さんがデビューしたのだとか。
島原・葵太夫のお披露目
これから花街としての島原が復活していくかもしれませんね。
舞妓さんとはまた違う、太夫さんの姿も見てみたい。


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by murakami-design | 2015-04-09 19:06 | 建築の話