村上建築設計室です。

mdesign.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

素材を知ったら、使いたくなる!

村上建築設計室です。

先日は、家づくり学校の「左官」の授業に参加してきました。
前半は、泉幸甫先生が設計された住宅の見学から。

ふんだんに左官(しかも土壁!)の技術が使われた住宅を見学させていただきました。
個人住宅のため写真は控えましたので、五感をフルに使って、
左官で仕上げられた空間を、身体に焼きつけてきました(笑)。

左官の肌あいから生まれる細かい陰影が、
空間に柔らかさと静謐さをもたらしているようでした。うっとり。


後半は、素晴らしい左官技術を持つイケメン職人さんを講師に迎え、
30㎝角のパネルに左官材を塗っていくワークショップ体験です。

b0118287_1331321.jpg


セメントに顔料を加え、骨材やアクセントになるワラや砂利、鹿沼土などを入れて、
しっかりと混ぜ、コテで押さえて面材に整えます。


今回は、「リシンかき落とし」という外壁に使われることが多い、左官材と技法です。
途中まで水分が渇いたところで、ブラシや剣山で表面を掻き落としていきます。



b0118287_1332110.jpg



掻き落とすうちに、アクセントのワラや土が見えてくるので、
土の中から化石を探すようなワクワク感がありました(笑)
材料の調合から自分で選んで、十人十色の仕上がりとなり、
並べてみると、パッチワークのようでとてもカワイイ。

b0118287_13382888.jpg


私の成果品は、一番手前の左から2番目のものです。
グレーのセメントベースに、黄色の顔料を混ぜています。
3㎜の骨材に、トッピングには藁と鹿沼土を少し。

当日は、思っていた色よりも濃くて、グレーのセメント色が強るのだなぁ・・
と思っていたのですが、数日経って乾いてくると、こんな感じ↓↓の仕上がりに。

b0118287_1342619.jpg


あぁ~、とってもいい感じ、いい感じ!
思っていたような色になってきました~。
調合した時に頭に思い浮かんだお皿とならべると、おぉ!イメージに近い近い。

b0118287_13451884.jpg


肌合いもいいなぁ~、うちの子やるじゃない~と、
完全に親バカ的な愛着が出てきました^^;


今回お世話になった富沢建材さんは、左官業界での聖地のような会社さんなのだとか。
ショールームスペースではたくさんの左官材サンプルを比較できたり、
ワークショップを開いたりして、お施主さんにも左官の良さをPRしていらっしゃいます。

材料を知ることは、お施主さんにとっても、住まいと長くお付き合いしていくうえで大切なことです。
メンテナンス上のメリットやデメリットという、機能的なこともそうですが、
なにより、自分の価値観に合うもの、好きなものを使うことでの愛着が、
住まいの寿命を確実に伸ばしてくれると思います。


やっぱり、知ると使いたくなってきますね(笑)。
お仕事、がんばろう!


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村
by murakami-design | 2015-12-02 13:59 | 家づくり学校