村上建築設計室です。

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子ども家事塾プレセミナーを開催しました。

村上建築設計室です。

昨日は、宇都宮市南図書館にて、
春からの「子ども家事塾@宇都宮」のプレセミナーを実施しました!
来ていただいた皆さま、どうもありがとうございました。

ところで、建築士の私が、親子のためのお手伝い塾に関わっているいるわけですが、
そのわけは何か?をはじめに自己紹介させていただきました。

住宅設計において、昨今は「片づけ」だったり「家事ラク」というキーワードが盛んで、
ママ目線の機能的な住宅が売りにされています。

私たちも、設計の際には暮らしを気持ちよくまわしていく重点課題として、
念入りに計画を立てるわけですが、いくら収納を充実させ、動線を整理し、機能的な設備を導入しても、
それを使う人がお母さんだけだった場合には、「家事ラク♡」とは、呼べないと思ったこと。

それが、家事塾で学ぶきっかけにもなり、親子お手伝い塾をやってみよう、
と思うきっかけにもなったのでした。家族総出のマンパワーこそがなによりも家事ラクです。

というわけで、家づくりをやっている私が、暮らしづくりとしてのお手伝い塾をすること。
それは、とっても自然なことなのでした。


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さてさて。
昨日は「お手伝い」のお話に入る前に、ご参加の皆さんには
家事塾のカードゲーム「家を出る日のために」の質問カードを選んでもらい、
答えてもらいながらの自己紹介をしていただきました。


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「親に守られていると感じたエピソードをみんなに伝えて」

「どんな大人になりたいのかみんなにエピソードで伝えて」

「あなたの親が「子育てが終わった」と思うのはどんなときかみんなに伝えて」

「あなたが死について考えたエピソードをみんなに伝えて」

「「自分はまだ子どもだ」と思ったエピソードをみんなに伝えて」

「「これが貧乏ということだ」と学んだエピソードをみんなに伝えて」

などなど。
当日のムチャぶり!にも、みなさん答えていただいてありがとうございました^^

若かりし頃のお母様とのエピソードや、
子どもを産んでからの自分の人生への気持ちの変化や、
お子さんへ、また、ご両親への思いの変化、
お子さんに対して大人の都合を押し付けてしまうことへのお悩み、
などなど。

その中にも、私達が「お手伝い塾」へ込める思いと同じ思いが
皆さんの言葉にもありました。

やはり親心というものはいつまでも「子ども」を心配し、見守ってくれる、
そんなありがたいことにも、あらためて気づきます。

私たち家事塾は、子育てのゴールを「子どもが家を出る日」としています。
どのタイミングになるかはそれぞれですが、
家を出る日その日に向けて、生きていく力として身につけてほしいことはどんな力だろう?
ということをお話しました。


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・自立のことを自分でする力(自立する力)
・身体をつかう力(生物的な力)
・人の役に立つ力(社会で生きる力)

これらの力を、お手伝いは自然と育ててくれるのですが、
家庭の中で、家族のことも考えて行動でき、役に立つことのできる人は、
きっと社会のなかでも役にたつことができるはずです。

そして、家庭の中で助け合うことは、
自分が困ったとき時には、「ちょっと手伝ってほしい」と人を頼り、
困っている人には「手伝おうか?」と声をかけられる人になるのではないでしょうか。

なにより、家事を家族みんなでやることで、
「家族が笑顔になる」ことが、このうえないお手伝い効果です。


ただし。
お手伝いを「やらせる」ことにフォーカスしてしまうと、うまくいきません。
何事でもそうですね。


最初は、
   お手伝いって結構楽しいな!
   やったら喜んでくれたから私もうれしいな!


そんな気持ちからスタートできるといいですね。
その先には、家族のなかの役割としてお手伝いに取り組めるといい。

   自分がやらないと家族が困るな。
   今日はちょっと面倒くさいけど、がんばってみよう。


そんな気持ちとも葛藤して(笑)、

   ついでにこれもやっておこう。
   今日のお母さんは具合が悪そうだから、手伝ってあげよう。


そんな気遣いができる子になったら、もう素晴らしい!
きっと、社会でモテモテの大人になるんじゃないかな。


でもね。
言うのは簡単、そんなサクセスストーリー、あるかいな。
そんな素直な子どもだったら苦労しませんて ヾ(・ε・。)

と、思わず突っ込みたくもなりますね(笑) 
だって、忙しい毎日、子どもにお手伝いをさせるのって、親にとっては忍耐だもの。

時間はかかるし、ハラハラするし、イライラする(こともある)し、
後片付けが倍に増える(こともある)し。
子ども自身も忙しくなったり、思春期に差し掛かってくると、
「え~めんどくさ~い」「うざいんだけどー」ってなる(こともある)し。

それでもね。
イライラしながらも、何回も何十回も注意したりできるのも親心なんですよね。
これが会社だったら、最初の1、2回で「使えない新人」なんて言われてしまうこともある。


だからこそ。
家庭でもっとスムーズにお手伝いにいざなえるようなきっかけづくりをして、
家庭での親と子どものお手伝いとを応援したいと思うのです。
それが、とちぎけんでも「子ども家事塾」を実施する原動力です。

春からの子ども家事塾、どうぞ引き続きみなさまの応援もよろしくお願いします!



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by murakami-design | 2016-02-01 13:52 | 子ども家事塾