村上建築設計室です。

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子どもの育ちを待つということ。子ども家事塾@高根沢にて

村上建築設計室です。


昨日は、栃木・高根沢にて子ども家事塾でした!
数日前から雨模様の予報で心配していましたが、薄曇りの穏やかな日となりました。
今回は11組の親子のみなさんが参加してくれました。

他の会場のお手伝い塾より、少し小さな子が多く、4歳~7歳の子ども達です。
我が子より小さい年齢層。まずその存在がかわいい♡

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会場の陽だまり保育園は、古民家を移築し、子どもの保育の場として活用しています。
先生方の保育理念が空間になったような、本当に素敵な場をお借りすることができました。
さくらが子ども達を祝福していますね^^。

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始まる前から、子どもたちは空間を堪能しています。裸足の足が気持ちよさそう!

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さて、お手伝い塾では、前半は親グループと子どもグループに分かれて、
「お手伝いって何だろう」というワークをします。
子どもたちは、「お手伝いのいいところ」「お手伝いのいやなところ」をだし、
大人たちは、「家事のいいところ」「家事のいやなところ」を吐き出します(笑)。


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子どもたちは、いいところの方がたくさん出てきます。
「きれいになるとうれしい」「ありがとうといってくれる」「おかあさんの役に立てる」など、
なんとも健気なんですよね。

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もちろん、嫌なところも。
「片づけがつまんない」「めんどうくさい」「一人でお風呂掃除をするのはいやだ」
あぁ。これって私もおんなじ^^。

大人グループは、嫌なところがどんどん出てきます。あるある~とうなずきながら。

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でも、改めて考えてみると、いいところもある。
「スッキリする」「一緒にすると楽しい」「達成感」「自分の時間で活用できる」など。
そして「きれいだね」とか「いつもありがとう」と言ってもらえるとうれしい。という意見も。

「いいところ」と「いやなところ」は、裏表だったりもします。
一人ぼっちでやる家事は嫌だけど、一緒にやるとたのしい。
評価されないと嫌だけど、「ありがとう」と言う言葉でやる気がアップする。

大人も子どもも同じような気持ちなのだな。
そんなことに気づくだけでも、子どもへの声掛けも違ってくるのではと思います。


後半は、実際に体を使ってはたき・ほうき・ぞうきんの体験です。



はたきは、子どもたちだけでなく大人たちも初めて使う方もいました。
手首をうごかして、パタパタと心地よい音がでると、ほこりも風に舞って落ちてきます。

和の空間こそ、はたきの使い心地の良さが感じられます。
障子の組子や長押、梁のでっぱりにたまったほこり。ハンディモップでやると大変でしょ?
でもはたきは空気を勢いよく動かしてほこりをとるので、
モップよりも簡単に豪快にほこりを落とせるんです。(汚れを取る原理が違うんですね)


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はたきでほこりを落としたら、ほうきで掃いて、ゴミをとります。
座敷箒でも、子どもたちには大きな道具ですね^^。
一生懸命に道具を扱います。

ご家庭では、小ぶりなものをご用意されるといいと思います。

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そして最後は、ぞうきんがけ。
この姿勢でのぞうきんがけは、実はなかなか難しいんですよ。
水拭きだと力も必要なので、力の入れ具合にもコツが必要。
大人にもやってもらいましたが、息が上がる運動量です。

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身体を動かしてみると、表情もスッキリとしてきたような^^。
そして、保育園のホールもピカピカの気持ちよさです。


事前にお伺いした親御さんのおてつだいでの困りごとは

「時間、余裕がとれないこと」
「自主的にやってくれれば・・・」

というのが多かったのですが、いきなりできるようになる魔法のやり方はありません。
また、ご家庭の事情もそれぞれです。

どんな時なら心の余裕をもってお手伝いを見守ってあげられるか。
どんなお手伝いなら子どもが楽しくできそうか、続けられそうか。
トライ&エラーしながら、実践してもらえればいなと思います。

ただ、この言葉は魔法かも。
心からの 「ありがとう!」

大人でもその一言で「やってよかった!」と思えるのですから。

今回のお手伝い塾は、子どもたちにも私達運営にもはじめの一歩でした。
これからすこしずつお互いにバージョンアップしていきたいな。そんな気持ちでいっぱいです。

また、たくさんの大人の見守りがあるなかで、
子ども達が自分の気持ちを安心して表現できたり、
どんどんチャレンジしたり、失敗したりして過ごせる場ができたら、いいね。

大人が先回りしないで、やりたいというタイミングやできるまでの粘りを
待てるような時間になるといいね。

そんなことを、スタッフと陽だまり保育園の先生とも話して会場を後にしました。

ご参加いただいた皆さまと魅力的な会場には本当に助けていただきました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。


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by murakami-design | 2016-04-04 20:04 | 子ども家事塾