村上建築設計室です。
子どもの育ちを見守る家 那須の大屋根の内部空間です。
家のどこにいても、家族の気配を感じることができます。
大きな屋根に包まれた、日差しのたくさん入るリビング、ダイニング、キッチン。
どこからでも見通しのきく構成です。
対面キッチンですが、対面するのはリビングです。
リビングでのくつろぎとの会話を楽しみ、
縁側を通しその先に広がる緑が、視線を外へと導きます。
子どもたちがデッキで遊んでいる時も視線が通るので安心です。
キッチンからつながるダイニングの関係は、
横移動でつながりを強めています。
子どもがダイニングテーブルで勉強しているとき、
料理を運ぶ時もとても便利です。
2階部分は大屋根がつくる吹き抜けに面しており、
1階との視線のやり取りが楽しさを生んでいます。
2階廊下部分に読書コーナーが設けられ、
ここでも気配による家族のつながりが作り上げられています。
和室には2階部分が覆い、独立性を持ちなながら
リビングの連続をを確保しています。
来年にその姿が見えてくることが楽しみです。
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