村上建築設計室です。

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心地よく暮らすための省エネ住宅

こんにちは、村上建築設計室です。

2020年に住宅の省エネルギー性能基準を守ること義務化されることから、
このところ、プロ向けにもその関連の勉強会やセミナーが多く開かれています。

数字と計算などもともない、苦手意識が先にたつので(笑)、
都合がつくものに参加しています。

以前受講したもののなかには、
「いかにスペックとしての数値の帳尻をあわせるか」という視点に偏っていたり、
住まいの居心地や建築的な魅力がネガティブに感じられてしまう内容のときもあり、
もやもやすることもありました。

先週は、「日本エコハウス大賞」という、今年3回目のコンテストのシンポジウムを聞き、
リノベーション会社「リビタ」さんによるモデル「代沢の家」の見学会に参加することができ、
これまでのもやもやを払拭することができました。

エコハウス大賞ができるきっかけは、
株式会社エクスナレッジ建築知識ビルダーズ 木藤さんの言葉にあります。

立ち上げた2015年は、
ちょうど2020年に「省住宅の省エネ基準の義務化」が業界のなかで議論されていた時期でした。
その「義務化になるから」という制約があることで、
「縛られる」「つまらなくなる」という考えを払拭したいと思ったことがこのコンテストの始まりです。
楽しいもの、楽しい手法を広げていくため、この賞を建築者の「腕試しの場」にしようと考えております
~日本エコハウス大賞HPより~


なるほど。
室内気候としての環境を整えることで、設計の自由度が増すこともある。
また身体に負担のない室内気候は、空間の居心地を向上させてくれます。
技術も機会も素材も、たくさんの選択肢があります。
どのような考え方で選択し、どのくらいコストをかけていくのか、
その方針というか、理念みたいなものがなければお施主さんはもちろん、
設計者も右往左往するばかり。

理解し、納得し、そのうえで自信をもって選択し、提案する。
自分の中にその軸と流れをつくることを、今年の目標としたいと思います。


大寒波の中、代沢の家(ZEH仕様)は本当に暖かかった~。
その居心地もですが、設計の納谷さんやリビタの方々、
主催のタニタハウジングウェアの方々、YKKの方々など、
複数の立場の視点でのお話がとても興味深かったです。



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大雪から寒波というタイミングも、リアリティをもって考えるきっかけに
ちょうどよかったかもしれません。

***

そうそう、大雪の夜。
小5男子は、犬のようにはしゃぎまわるのでした。
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by murakami-design | 2018-01-29 12:37 | 建築の話