村上建築設計室です。

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狭小・密集地の家―模型の制作

先週模型を作りました。


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3階建ての住宅です。

建築設計では、基本的に模型を作ります。

なんのためかといいますと、実際の家を試しに建てることができないためスケールを小さくして

実際に建つとどんな様子になるのかを確認しています。

もちろん、お施主さんにも見てもらいます。

平面図などのような2Dではなく、立体にして見てもらうことでより実感がわきやすくなると思

います。

同時に言葉やイラストなどを使ってお互いにイメージが共有できるようにしていきます。


模型の制作はとても楽しく、夢中になってできることのひとつです。

基本は作っては試し作っては試し、より良くしていきます。

建物は使う人にとって買い替えはできないものです。

そのため、何度も何度も確認を繰り返して、住み手にフィットするものを考えていきます。
by murakami-design | 2007-11-12 13:28 | 東十条の家(大人の2世帯)

子ども社会のこと。


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先日「子育てと住まい」と題するシンポジウムがあり、

日経Kids+の尾島編集長もパネラーとして参加されていました。

シンポジウムでの話題にもあったのですが、現在店頭に並んでいる日経Kids+のタイトル。

「これが子ども社会に起きている問題だ!」

詳細を読むと、思わずため息。複雑な心境に陥ります。

「まさか」と思うことがまさかでない子ども社会。

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この中の記事にもありますが、子どもの遊び場が減っているという状況。

「ボール遊びしたら110番!」「大声禁止」という看板がある公園があるという。

はぁ??と思うけれど、本当の話なのですね。

確かに、うちの近くの公園の看板にも「ボール遊び禁止」が謳われています。

これらの看板の発端は近隣からのクレームの結果なのだとか。

直接注意するのではなく、看板で解決しようとしているのですね。


しかし、そんなに上手くいくものではない。対話が無いのですから、むしろ悪循環な気がします。

地域の大人と子どもの関係が、いかに味気ないものになっているかがよくわかります。

さて、家づくりではどうでしょう。

公園と隣人との関係は、子どものいる家庭と隣人との関係にも当てはまる気がします。

子どもがいれば、大声を出したり、泣いたり、笑ったり。そんなの当たり前です。

ただ、それが世間の「当たり前」とおごってはいけません。近隣の人の許容という立場があってこそです。

近隣の人が許容できるかどうか、それは日ごろのコミュニケーションの如何によるものだと思います。

知らない人の騒音は我慢できないけど、知っている人ならそんなに気にならない、ということもあるでしょう。

子どもを囲い込んで「静かに!」というよりも、家をちょっとだけでも街に開いて、

隣人に家族の気配を感じてもらったり、一緒に挨拶して子どもの近況など話したりする方が早道ではないでしょうか。
by murakami-design | 2007-11-01 13:02 | 子どもの住環境