村上建築設計室です。
先日、家づくり学校「古材・再生素材」の授業で、
東京ボード工業株式会社さんにお邪魔しました。
廃棄された建材をリサイクルし、パーティクルボードと呼ばれる製品をつくっています。
その生産過程を見学後、講師のクラフトサイエンス・安井正先生が設計された
住宅兼写真スタジオを見学しました。
工場のスケールの大きさと稼働している迫力ある空気に、心躍ります!
写真のトラックは、木材の廃棄物を搬入する車で、順番待ちの列。
これら様々な木材を細かくし、金属片を取り除くことからスタート。
チップ状の材料へと変わります。
このあと、工場の内部で材料を乾燥させて、圧縮して製品に仕上げるのですが、
材料から細かい粉塵が発生するので、「粉塵爆発」を防止するために、
防災のための措置が何重にも取られていました。
(内部工程の写真は控えますね)
3層構造で出来上がったボードが積みあがった倉庫は、なんとも圧巻でした。
パーティクルボードを仕上げ材に、、という発想がありませんでしたが、
出来上がったボードの表情は、均質な中にも木材としての温かみがありました。
講師の安井先生が設計(改修)された住宅はこちら。
LIGHT&PLACE湿板写真館
http://lightandplace.com/index.html
1階スタジオ2階住宅となっておりますが、大きくトップライトを設けて、
外からは予想外の内部となっていました。
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