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村上建築設計室です。

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高齢者介護の住まい

村上建築設計室です。

介護には様々なかたちがあります。
これまで私たちが関わったもので、
介護と住まいの関係を深く考えさせられて物があります。
具体的になりますが以下の内容でした。

その特徴は
・お父さまが要介護度の非常に高い介護状態にあり、
 家事の負担がとても大きい。

・お母さまの年齢を考慮すると、
 今後介護の割合が増える可能性がある。

・介護サービスを利用するため、
 家族以外の人の出入りが激しい。

・24時間体制で、見守りの目が必要となっている。

・曜日によって、生活パターンや訪問者が異なり
 生活リズムが落ち着かない。

以上を解決するために、
“フレキシビリティ”
“動く壁”
“心のシェルター”の3つです。

高齢者介護の住まい_b0118287_15314262.jpg


































テーマ1 フレキシブルな間取りの変更。
家族状況や生活パターン(曜日の違い)によって、
空間の使い方を変えられるようにします。
打ち合わせスペースを客間と兼用したり、
見守りの部屋をプライバシーを守るための
クッションスペースとして利用したり。


高齢者介護の住まい_b0118287_15314858.jpg





























テーマ2 「建具(戸) = 動く壁」とする。
ヘルパーさんの有無や時間帯などによって、
建具を自由に動かして仕切りをつくります。
ほとんどの建具を引き戸とすることで、
戸を開けておけば2つの空間がつながります。
また、必要箇所には錠をつけておき、
外部サービスが入ってくるときもプライバシーが
守られ、安心できるようにします。

高齢者介護の住まい_b0118287_15315133.jpg





























テーマ3 介護する方の心のシェルターをつくる。
ご両親の居場所と同じように、家族がリラックスして過ごせる
「家族だけの居場所」をつくります。
介護室の対角(一番離れたところ)に、
家事室を兼ねたプライベートリビングを設けています。
離れた場所からの見守りには、「みまもりカメラ」の導入を検討してもよいか
と思います。

高齢者介護の住まい_b0118287_15315965.jpg



























介護と共に生活するということが。
これからますます重要になってくると思っています。


by murakami-design | 2020-04-18 15:45 | 介護のある住まい