村上建築設計室です。

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子どもの居場所をつくる

村上建築設計室です。

子ども達のための居場所つくりです。
ボリュームを決めます。
これまでに私たちの設計した子ども部屋で、
一番小さなものは一人3畳で、
2人兄弟の子ども部屋です。
面積を有効利用するために、
二段ベッドは上下に立体的に利用しました。

次に、仕切りをつくります。
床の位置、壁の位置、窓の位置などです。

次に様々な装置を入れ込んでいきます。
ベッド、高床、家具などです。

次は、もう一度居場所を考え、
壁は何に使えるか、
視線どう扱うか、
小さなへこみをつけると、
さらに小さな居場所ができないか、
窓はどうか、
ほかの場所とのつながりはどうか。
などなど、様々なことを考えます。

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その居場所で子どもたちは
寝起きを市、遊び、勉強をし、
たくさんの楽しみを感じていきます。

そこで成長し、年齢によって、
使い方がどんどん変化していきます。
その時に、つくられた空間は変化していきます。

自分の自然な行為が、
その場所を変えていくのです。
それが子どもの居場所の大切なところだと思っています。

「子どもの居場所」の具体例はこちらです

ホームページはこちらです



by murakami-design | 2017-12-30 08:56 | 子どもの住環境

パン屋さんのある家、スタート

村上建築設計室です。


パン屋さんの店舗+賃貸の併用住宅です。

住宅部分とパン屋さんの部分の外部からの
アプローチの仕方、店舗の見え方が課題になっています。

平面の構成と立面をどう関係づけていくか、

どうやって、店舗のスケール感を出すか、

近づきやすさをどう演出していくか

模型、スケッチで確認をして、いくつスタディをしています。

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建物に寄り添うことができる、

大きな要素として、

・拠り所となる(寄り添うことができる)場所がある。

例えばアルコブ(空間の中にあるヘコミ)などは良い一例です。

・人の大きさに適したスケールを持っている。

  人の身体の大きさに合うような大きさを持っている。

などです。

仕上げの変化、仕切りによる囲われ感によってできる

柔らかな空間のまとまり。

模型の作成によって、スケールを確認しながら進めています。

今後の展開が楽しみです

ホームページはこちらです


by murakami-design | 2017-12-08 06:42 | パン屋さんのお家(店舗併用住宅)

まちにすむ

村上建築設計室です。

「地域から考える」のつづき。
授業にでてきたキーワードに「まちに住む」というのがありました。
※「地域から考える」のブログはこちら

で、思わず遠い目…。
ずいぶん前に「ハウスコンペ」というネットコンペに提案を思い出しました。
(ハウスコになるまえのハウスコンペ時代。15年前くらい??)

お施主さんは、街の雰囲気と敷地の隣の公園が気に入って、
その土地の購入を決めたとのことで、「この街で子ども達を育てたい」
というお気持ちがよくわかりました。

前面道路はこんな感じ。
公園の先に敷地があります。


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そこで提案したのが「まちにすむ」という暮らし方。
(なんと、提案書がありましたよ、少し黄色くなって)



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気に入ったこの街や、街に住む人の気配を感じられるよう、
街と住まいとの距離(バッファー)をとって、
通りに面してもカーテンを閉めずに暮らせる住まい。

という、当たり前な考え方の提案でしたが、
バッファーをとるためと予算のことから面積は施主さんの希望よりも小ぶりに。



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この時は、お施主さんの最終選考3組まで選ばれて(^^)/
面談もしたのですが、結果は「採用案なし」(T_T)/~~~


その後、きちんとその理由についてのご丁寧なメールをいただきました。
容積率をいっぱいに使いたいというご希望と、
私たちの提案とのギャップが埋まらなかったことが一因ですが、
そこに添えられた最後の言葉が重かった(笑)

「街にかかわっていく」という考えが具体的によくわかりませんでした。

チーーーン。
自分達の至らなさを思い知ったのでした。

でも。あれから十数年!
やっぱり、住まいと街との関係、内と外との関係は、
いまも一番大切にしたいテーマだな、と思います。

何よりもその接点の風景が大好きです。



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人がちょっと小さくなってしまって、
「ちょっとインチキ」なスケッチもとてもいい思い出です(笑)。


ちなみに、家づくり学校で刺激を受けた「まちにすむ」は、
もっともっと、視点が広くてわくわくする「すむ」でした。
イタリアの「アルベルゴ・ディフーゾ」という言葉もはじめて知りました。
「点在して広がる宿」という意味だそうです。
暮らしの機能が、街全体に点在されていて、街全体が異邦人におもてなしをするような、
とても魅力的な「空き家活用」の宿。
うーん。体験してみたいし、そんなふうに好きな街に住んでみたい!!


by murakami-design | 2017-12-01 18:43 | 私たちの仕事