村上建築設計室です。

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家づくりは暮らしづくり

村上建築設計室です。

昨日は、東京の下町・谷中の町家をお借りしての子ども家事塾でした。

テーマは、親子で片づけ。講師は家事塾の辰巳先生、私はスタッフとして。


日頃の子どもスペース(机の周りなど)の写真を撮ってきてもらい、

お困りのことなどを発表してもらうと、

頷きながら笑いながら「そだよねー!」とお互いあるある話。

2時間では「はじめの一歩」の講座ですが、

「定位置のつくりかた」など、じっくり講座のリクエストもいただきました。

こういう講座が家庭での実践のカンフル剤になるといいなと思います(´∀`)



そうそう、会場の空窯さんは、昔ながらの日本家屋。

まさに自然とともにあります。2月開催時は寒さ厳しく、

「次回の4月はとても気持ち良く、風通しの良い空間を堪能できますよ」

とご案内していましたが、まさかの真夏日(笑)。

扇風機出動でした。

でも、暑いけど、建具を開け放って打ち水した路地から上がってくる涼やかな風は、

とっても気持ちよかった!

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写真は、机の引き出し(に見立てたボックス)、文房具を使って

グループで「使う・使わない」を考えたり、

使いやすい量や位置を考えているところ。

グループでやると、友達同士でもモノに対する価値観や

分け方、使いやすさの基準が違うことがわかります。

だから、人任せではなく、

自分自身のあたまで考えながら試行錯誤することが必要です。

これは、家づくりのプロセスも一緒ですね。

自分自身がどうしたら使いやすいのか、

どのくらいのものや場所が必要なのか、自分でも考えることで、

自分の暮らしの器ができてきます。

家づくりは、暮らしをつくること。

つくづく、そう思います。


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家づくり相談・暮らしづくり相談

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単に家事のしかた、ありかたを考えるだけでなく、

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by murakami-design | 2018-04-23 13:37 | 子ども家事塾

風景・街並みをつくる屋根

村上建築設計室です。

先月、滋賀県の近江八幡に行ってまりましました。

ヴォーリズ建築が残り瓦が美しい町並みや、

藤森建築「ラコリーナ近江八幡」を見学しました。

歴史ある近江八幡は、

板塀や格子、しっくいなどの素材が並びますが、

美しい風景や町並みをみるとつくづく思うのが、

屋根が風景をつくるということ。

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瓦などの材料もそうですが、勾配の向きや角度など、

地場産材・地場設計・地場の技術によって

自然と暗黙のルールができています。

栃木の街並みもそうですが、

連続性がうまれて、その連なりが街の風景になります。

昨今は屋根は景観よりも太陽光発電の「働く屋根」として

注目されています。(特に家づくりの機会においては)

南への斜面を最大限にするために、

近隣の家並みを無視したびっくりする形態もあり、

残念に思うこともあります。

美しい街並みをみることで、個人の「家」の集合が

その土地の財産でもある景観となること。

改めて襟を正す機会となりました。

+++

ラコリーナ近江八幡は、和菓子の老舗「たねや」グループの旗艦店。

土壁を使い、屋根の上にたんぽぽやニラを植えたり、

切り出した木材の曲線をそのままに建築に取り入れたりと、

他には真似のできない建築をつくる建築史家・藤森照信さんの建築です。

↓藤森建築のまとめサイト

https://matome.naver.jp/odai/2139015961027337701

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まわりの山並みと一体となり、

広大な敷地が自然の一部、大地の一部となっていました。

軒先は低い方は1mちょっと、高い方も2mちょっとです。

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屋根の穿たれたトップライトが内部空間に自然光を取り入れます。

青々とした季節の草屋根はHPからどうぞ。

http://taneya.jp/la_collina/about.html

圧倒的な「屋根」建築を目の当たりにしつつ、

屋根の形態をつくるのは本当に難しい!

密集地だと、建築法規によって規制されることも多いです。

難しいからこそ、気になる屋根。

これからも精進精進、、、と思うのでした。

おまけ。

彦根城にも足を伸ばしました。

この屋根(破風)の連続も圧倒的!

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おまけのおまけ

ゆるすぎる「ひこにゃん」、大きな軒下で。。



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by murakami-design | 2018-04-12 18:08 | 家づくり学校