村上建築設計室です。

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照明の勉強です。

村上建築設計室です。
先日、先輩に誘っていただいて、
louis poulsen のショールームでの勉強会に参加しました。

ポールセンの照明器具といえば、
ポール・ヘニングセンデザインのPHシリーズがあります。
直接光源を見せないためのシェードの曲線のデザインは、
建築の教科書にも載って広く知られていますが、
ショールームにその断面模型がありました。

これが製品の傘の角度。曲面に様々な角度で光があたり、
器具の下に光がやわらかく集まっています。
光源は直接見えません。

こちらは、傘を開きすぎたところ。
一番上の傘から、水平に光が漏れてしまっています。
横から見るとわかるのですが、光源が見えてまぶしいです。

こちらは逆に傘を少し閉じたところ。
傘の端部には光が当たっておらず、拡散せずに、
直下に光が集中しています。

大小様々な照明がつられたショールームは、
なんともうっとりとするような空間でした。
(写真は明るさ調整をしています。)

そんな素敵な照明で照らされたテーブル。
目にもおいしい食卓です。

ポール・ヘニングセンはこんなひと。
「一見、こわもてなひと」なのだそうです。


村上建築設計室 murakami-design.com
louis poulsen louispoulsen.com
ハピケン hapi-ken.com


# by murakami-design | 2019-03-23 22:08 | 建築の話

福島飯坂・子どもの育ちを見守る家、地鎮祭です。

村上建築設計室です。
先日、福島・飯坂の子育て世代の住まいが地鎮祭を迎えました。
ちいさな二人も参加して、安全と幸せを祈願。
実家の傍らで、みんなに見守られての工事スタートです。


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地鎮祭から一週間後、捨てコンが施され、
着々と現場は進んでいます^^。

背景は、りんごの樹々。
四季折々で表情が変わっていくのがいまから楽しみです。




# by murakami-design | 2019-03-11 23:57 | 福島・飯坂の家(子育て家族)

那須塩原・波立の家



設計させていただいた那須塩原・波立の家。
足場も取れて、いよいよです。
(写真は施工の君島建築さん撮影のものを拝借m(__)m)



こちら、実施設計時の模型です。

そして、実はこの大屋根。
おととしの家づくり学校の授業で考えたものをもとにしています。


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こちらは、住宅ではなくカフェの提案です。


# by murakami-design | 2019-03-02 01:28 | 那須塩原の家(子育て家族)

福島市 子供の成長を見守る家 着工です。

福島市の子供の成長を見守る家の着工です。
農地転用、開発許可、いろいろとありました。
それを乗り越え、宅地造成を行い、

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先日、地鎮祭を行いました。
快晴でとても穏やかな日でした。
最高の地鎮祭日和です。

地鎮祭終了後、
お施主さんは家族みんなで、
建物の地縄(建物の形に地面に張った縄)の四隅に
塩、お米、お酒をまいて工事の無事をお願いします。
子ども達は、自分たちでお塩とお米をまくことができ
大喜びでした。

設計・管理者である私は、
地縄が図面通り張られているかチェックを行います。
敷地の角を起点として
敷地境界線上の距離、
それと直行する線の距離が
建物の角にあっているかのチェックです。

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これから土工事の始まりです。
このお住いには設計者を含め、
四つの目で検査が行われます。
うまく日程を調整し、滞りなく進めるために
施工者と協力しながら進んでいきます。

工事が進むにつれ、
お施主さんは、図面で書かれた寸法の
実際の長さを体感していきます。
工事が進むほどに、その大きさの感覚は
どんどん増していくと思います。

図面を描いているとき、
聴かせていただいた家族のたくさんの声に
これから形となって育っていく建物が応えてくれます。





# by murakami-design | 2019-02-27 16:29 | 福島・飯坂の家(子育て家族)

福島でのイベントに参加しています。

昨日よりASJ福島での家づくりイベントに参加しています。
子育て世代の住まいや、二世帯住宅、断熱リフォームなど、
いろいろなご相談をお持ちの方とお話しました。

ハウスメーカーだけではなく、
まずは設計事務所・建築家のと家づくりも体験してほしい。
というのが、このイベントの一番大きな趣旨です。

少しでも興味のある方は、ぜひプランニングコースをおためしくださいね。

http://service.asj-net.com/house-building/web-pc/index.html#about_pc

昨日の夜は、ちらちらと雪が舞い、
さすがに2月だなぁ、、と、
お鍋とお酒がよりおいしく感じられました。

福島では、来週24日に子育て世代の住まいが地鎮祭を迎えます。
図面で描いてきたものが、実際にどんな住まいになるのか、
ドキドキとワクワクの始まりです^^。

このお住まい、子どもたちも打ち合わせに参加してくれました。
家族みんなでつくる住まいです。

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# by murakami-design | 2019-02-17 08:28 | イベント

ハウスインスペクション

リフォームか新築か?
悩んでいる人はとても多いものです。

私たちも相談を受けます。
皆さんが一番気にしているのが「構造」に関することです。
一つの目安は1981年に構造に関する法改正がありました。
より強い建物を目指した法改正です。
それ以前か、それ以降か。それが一つの目安となります。

具体的にいうと、新耐震基準をクリアしている物件とは、
「建築確認済証」の交付日が1981年6月1日以降ということになります。


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※写真は新築工事中のものです。


その後も改正は行われ、地震などの力に効く壁の配置(バランス)、
使用される構造金物の種類など、いろいろと改正されています。


それ以外にも「とにかく寒いんです」という言葉を多く聞きます。
つまり、断熱材が効いていない状態です。
古い住宅の場合、断熱材そのものが入っていなかったり、
入っていても劣化で役目をはたしていないものもあります。

断熱の方法を充填工法(外壁と内壁の間に断熱材を入れる方法)で考えると、
断熱材の充填、交換は内壁をはがさなければいけないので、
大変な手間がかかります。
それに伴って天井材もはがず必要がある場合が多いですから、
その手間はさらに多くなります。

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※写真は新築工事中のものです。



その他、雨漏り、木部の劣化など、
古い建物にはいろいろな状況が隠れています。
まずは、健康診断をしてみませんか?

最近よく聞くようになった
「住宅診断」「ホームインスペクション」。
国交省認定の国家資格である既存住宅状況調査技術者が
建物の細かなところまで調べます。

村上建築設計室では、
既存住宅状況調査技術者(私です)が建物の状況を見て、
報告書を作成します。
費用に関しては依頼時にご相談ください。

建てられた時期だけで決めてしまうのではなく、
その他のことも総合的に判断してみませんか。
その後に「リフォームか新築か?」を
考えてみませんか。
 









# by murakami-design | 2019-02-06 18:10 | 既存住宅状況調査技術者

アプローチ=路地-3

村上建築設計室です。

アプローチの連続性を

締めくくるのはポーチということになります。

そのポーチでも選択性を持たせます。



建物に入っていくか、

連続する庭に進んで行くか、

気持ちが豊かになる場所です。


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その日の気分で、

ポーチへ進み家の中に入っていくか、

庭へ回り、庭を感じるか。


アプローチはただ単に、「外」と「内」をつなげるだけでなく、

設計によって、

様々なシーンを感じることができ、

そこに連続性を感じ、

選択性を持ち、じっくりと楽しむ場所となります。


「狭小」の敷地に建てる場合は、

アプローチをとることが難しい時が、

多々あります。

しかし、ほんのちょっとしたものでも、

とるようにしています。

「外」から「内」の間に、

場所をつくりたいと思っています。





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写真は、我が家のささやかなアプローチです。

ここでは、建物の前から続く道路からの

連続性を持たせました。

それにより実際のアプローチよりも

奥行き感を感じることができます。


その道路との間に=アプローチの端部のは、

木の手すりを設け、そのことによって、

さらに奥行き感を高めています。



「ただいま」のときには、

その木の手すりによって、

進行方向を変えることで、

気分を変えることができ、

短いながらも、

内部的外部であるアプローチに

進むことができます。


アプローチは「外」と「内」をつなげる、

とても大切な場所です。

これからも、様々な工夫を

していきたいと思っています。


ホームページはこちらです。

# by murakami-design | 2018-10-02 04:55 | 計画案

アプローチ=路地-2

村上建築設計室です。

アプローチ=路地を考えるときに、重要と思われるのは、

入っていくときの風景の変化と、

出ていくときの風景の変化です。

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入っていく先に見えてくる風景が

変えるときにどう見えてくるかが重要です。

路地に置かれた要素の見せ方です。

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朝の「行ってきま~す」

夕方、夜の「ただいま~」の風景が変わって、

「自分の家」の空間(敷地を含めての領域)を

感じることができます。





# by murakami-design | 2018-08-16 06:23 | 計画案

アプローチ=路地

村上建築設計室です。

通りから玄関までの空間をアプローチといいます。
敷地の形状、建物の形状を使って
ただの通過動線ではなく
風景のある空間につくっていきます。

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通りから見えるアプローチ=路地の始まり、
進むごとに代わる風景、
視線の方向によって、
そこに置かれている植栽、
壁、仕上げ材の変化、
それらのものが、人の動きとともに
風景を作り上げています。

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視線を抜く壁、
視線を受け止める壁、
置かれる要素とともに
その配置によって
また新たな風景が出来上がります。

この路地空間で、
「通りからすぐに家」ではなく、
「家に戻ってきた」という気持ちの変化を
あじわうことができます。

狭小の我が家でも
ささやかながら
アプローチと通りとの関係を
創り出しています。

お隣さんの緑、
視線の抜けによって、
風景がつくられています。



# by murakami-design | 2018-08-12 10:26 | 私たちの仕事

心地よい場所をつくる。パタン・ランゲージという手法

こんにちは、村上建築設計室です。

先日、埼玉にある「盈進学園東野高校」http://eishin.ac/about/history/

を見学する機会に恵まれました。


(こんなキャンパスでの高校生活・・・うらやましいなぁ!)

こちらの高校、アメリカ人建築家アレグザンダーによる設計ですが、

「パタン・ランゲージ」という理論をもとにされています。

パタン・ランゲージとは、人が「心地よい」と感じる環境を分析して、

253のパターンにまとめたもので、街から住まいまでの

楽しそうな空間が挙げられています。

ちょっと古くて、文字が多くて、モノクロで、一見地味な本なのですが、

読んでいると、「楽しい暮らし」のイメージがわいくる好きな本です。

そして、とても参考にしています。

特に、室内と屋内の関係性、住まいと庭、街との関係性などは、

本当にワクワクしてくるものです。


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たとえば、職員室棟と、教室群(分棟形式なのです!)のあいだは、

このような街路と、列柱が並ぶアーケードによってむすばれています。

その時々に、ふくらみがあったり、ベンチがあって「人だまり」ができる工夫。

そもそも、配置計画では建物をゆるやかにふって、

通りからは、建物が微妙な角度で変化するようになっていて、

落ち着いた路地空間となっているのでした。

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いずれもこれらは、253のパターンのなかにもでてくる要素です。

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↑は、「みえがくれの庭」というパターンがよくわかる場所。

通路から入る中庭は、2つの教室(1階と2階にそれぞれ1教室)につながっています。

「段階的な屋外空間」で、生徒はそれぞれ自分の教室の前庭として、

少しプライバシーが守られた中庭として使っているようです。

写真は、生徒のいない時間だけ撮らせていただきましたが、

休み時間の生き生きとした様子も見ることができました!

こんな素晴らしい学校ができた所以は、やはり学校の先生たちの理念あってこそ。

生徒にとって必要な空間とは、個性をいかす教育にふさわしい学び舎とは、

という議論を重ねに重ねて、つくられたとのことです。


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この門からつづくアプローチの角度も、塀の高さも、

実証検証をおこなって、決めていったのだとか。

「施工業者さん泣かせだった」とは、先生の言葉(笑)。

でも、そのくらい熱心な教育哲学があることが、建物の説明からもよくわかりました。

ちなみに、上記の塀は「見えない駐車場」というパタンを実現させています。

美しく続くアプローチは、生徒が「学び」のモードにスイッチオンするための、

大切な仕掛け。

別の世界へ入っていくようなアプローチ…

見学に訪れた私たちも、そのスイッチはよくわかるのでした。

ちなみに、写真はアプローチの振り返り。生徒が帰るときに見る景色です。

門から校舎へ向かう写真は、人が映りこんでいるので、控えます^^。

これらのパターン。

これ以外も、住宅にも落しこめるものがたくさん。

おおいに取り入れさせていただいています^^!

村上建築設計室 /http://www.murakami-design.com/


# by murakami-design | 2018-05-21 19:26 | 家づくり学校